0人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな時に
1人の男が
隣にきた。
「ここ開いてるかな?」
その男は
30歳前後だろうか…
大人で上品で
好印象を持った。
「はい…。」
私は見とれていた。
「何飲んでるの?」
「あの…えーと💦」
オレンジジュース
とは言いたくなかった
私は、何て答えたら
いいか分からなかった。
そんな私に
男は
「僕に一杯
ご馳走させて?」
私にささやくと
カウンターの中にいる
ケンに
「この子に合うカクテル
お願いできるかな?
あと、ウィスキーね。」
そう言って微笑んだ。
ケンは
ちょっと慌てて
「いや、こいつは…」
私はとっさにケンを
睨んだ。
(未成年とは言わせない…)
ケンは
『しょうがねぇなぁ』
とでも
言いたそうな顔で
「はい。分かりました」
そう男に言うと
カクテルを作り始めた。
最初のコメントを投稿しよう!