0人が本棚に入れています
本棚に追加
頭がボーッとする中、
私は学校に向かった。
学校に着くと
いつもの1日が始まる。
まるで何も
なかった様に…。
でも
圭織だけは
私を心配してくれた。
「華?
このままでいいの?」
(このまま
会えなくなるのは
辛いけど
どうしたらいいの?)
私は何も言えず
圭織の胸で泣いた。
「ねぇ。コウはハナエさんとの事、後悔してるんでしょ?華とケンを見てヤケクソになったって事は
華とケンに嫉妬したって
事だよ?」
「でも…」
「気持ちはわかるけど、
コウを
失ってもいいの?」
圭織の説得も
むなしく
私の気持ちは
どうにも動かない。
この1週間、
私は明るく振る舞った。
コウの事は
考えないように
放課後は
圭織とバカ騒ぎしたり、
買い物に行ったり
カラオケ行ったりして
過ごした。
最初のコメントを投稿しよう!