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土曜日が来ると
圭織はアキラと
デートなので、
1人になった。
「一緒に行く?」
圭織は誘って
くれたけど
さすがに
2人のラブラブな時間の
邪魔は出来ないと
断った。
「何かあったら
連絡してよ」
圭織はいつだって
優しかった。
私は家にいても
暇なので
とりあえず家を出た。
と、言っても
着いた先は
センター街…。
行動範囲の狭さに
情けなくて笑えた。
1人でフラフラ
するのは久しぶり
だったけど
以外に楽しんだ。
欲しい服も買って
アクセサリーも買った。
夢中で買い物していたら
歩き疲れて
いつもの様に
ペットボトル片手に
ちょっとした段差に
腰をかけた。
そんな私の前に
現れたのは
ハイテンションな男…
洋太だった。
「華!お前1人?
圭織は?」
「圭織はデート!!」
「なんだぁ。
俺は、ダチと買い物中」
明らかに
残念な顔をする
洋太。
「じゃあな!」
なんだよあいつ…。
圭織がいないからって
そっけないヤツ。
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