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学校で過ごす時間の大半を寝て過ごしているわたしの成績は言うまでもなく悪く、お母さんには呆れられている。
行動がバカっぽい彩菜は意外にも成績優秀者で、初めて聞かされた時は耳を疑った。
だって、いきなりうんこって叫ぶような人が成績優秀者だなんて想像できないでしょ。
「早く帰ろうよー」
部活にも生徒会にも入っていないわたしと彩菜は一緒に帰る。
彩菜は彼氏がいるのになぜかわたしと帰りたがる。
「高迫くんは?」
帰る準備をしながら彩菜に訊く。
「部活だもんー」
「待っててあげればいいのに」
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