進む私と、戻れない君

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「ー」 どうしてこうなったのかを、君は知らない だけど、これらのことは君の責任になるのだろうか それとも、もういない「君」のせいだと訴えればいいのか いや、元凶を指差せばいいのか 聞いたところで「答え」は帰ってこない いや、もしかしたら君は全て解ってるのかもしれない 本当はずっと、そこに留まっているのかもしれない たまに返ってくる言葉に、私は何度も怯えていた 見えない場所から、ずっと指を差されてるような恐怖 だから、私は今日もそばにいる 「君」達とはサヨナラしたんだと信じて
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