第1章

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誰かの声が聞こえる、、、。 麗華ではない、聞き覚えのある声。 謎の女「いつまでも寝ておる場合ではないぞ?」 そうか、連れ戻そうとして俺は謎の人物の連れてきていた二人にやられたんだっけ? 謎の女「助けにいきたいか?あの女に会いたいか?」 当たり前だ、答えはそれ以外にない。 京「当たり前だ、俺はアイツに会いたい」 でも、どうやって、、、。 謎の女「ならば、はやく目を開けよ」 京「ん、銀髪の女?」 俺の夢の中に出てきた女と瓜二つの女がそこに立っていた。 謎の女「そうじゃ、私がそなたの夢に出てきた女じゃ」 ただの夢じゃなかったのか。 京「何で、お前がここに居るんだよ?」 疑問に思ったから、聞きたくなった。 謎の女「細かい話はまた後じゃ、そなた麗華を鬼の巫女を助けたいのだろ?」 京「あぁ、助けたい」 あんな悲しい顔されてお別れなんて俺は許さない。 謎の女「なら行くぞ、早くしないと門が閉まる」 門だって?まさか、あの開かずの門の事を言ってるのか? 謎の女に連れられるまま、あの祠へ向かった。 京「やっぱり、開かないはずのこの門が開いてる」 開くはずがないのに、何故? 謎の女「ほら、行くぞ」 考えてる余裕はない、とりあえず麗華が連れてかられた世界に行くのが先決だ。 京「アンタ、名前は?」 散々、人の夢に出てきて好き放題やってたんだ名前くらい教えてもらおう。 謎の女「私の名前は、陽咲だ」 やっと、名前が分かった。 とりあえず、何があっても麗華は連れ戻す。 京「今行くからな待ってろよ、麗華」 そして、俺と陽咲は門の中へ歩みを進めた。
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