238人が本棚に入れています
本棚に追加
シロノワール強いかもしれない疑惑が浮上したけれど、まあそれはおいておこう。
紫姫「いただきます!」
まずは腹ごしらえだろ。
見た目的に甘そうな、ハート型の桃のような果物を手に取り一口囓る。
紫姫「あ、おいしい」
……うん、味は桃だわ。
でも感触がもっちもっちしてる…新食感!
シロノ「私もそのピモモチ好きなんです」
紫姫「ピモモチおいしい…この弾力といい本当になんだこれ…」
胃袋を掴まれると男は一撃な生き物。
だがこの場合どうすればいい?
ピモモチの木に恋すればいいのか?
シロノ「それ私が8年かけて育てた実なんです
ピモモチは8年に一度しか実らない案外珍しい食べ物なんです」
シロノワールが、育てた……
紫姫「お前まじイケメンだな
俺今ちょっと惚れそうになった」
こいつやっぱり強い…8年ものの果物栽培とかメンタル強くないと絶対無理だろ…
シロノ「え…惚れ………惚れ…きゅぅぅ///」
シロノワールは俺の褒め言葉に照れてしまったようだ。
案ずるな…もっと照れても良いのだぞ……ってキャラ崩壊したしw
シロノワールがモジモジしながらきゅーきゅー鳴いている隙に様々な果物へと手を付ける。
色は暖色系寒色系様々で、中には怪しい縞模様や水玉模様のものもあったが、どれも食べたことのある果物の味だったり、新しい味だったり食感だったり、とにかくどれも美味しかった。
紫姫「ん~っ!これも美味しいっ」
シロノ「……ハッ!忘れてました!
さっきのことを話してください紫姫さん」
シロノワールさんが御復活なされた。
最初のコメントを投稿しよう!