気付けばなんか森だった

17/27
前へ
/79ページ
次へ
 そうして湖に着いたのはいいが、シロノワールの様子がおかしい。 シロノ「しっ、ししし紫姫さんんん?! なんでそんな、格好に…っあああ下着までっ!!」 紫姫「いや脱がねえと水浴び無理だろ」 シロノ「きゅぅぅ…っ///」  俺が下着を脱ごうとパンツに手をかけた瞬間、シロノワールは後ろを向いてぷるぷるし出した。  意味わからんw  昨日の夜に『じゃあ私は紫姫さんが水浴びしている時に、同じような形の下着を創造しておきますね!ついでに似合いそうな服も考えて創造しておきます♪』とか言ってた癖になんだお前。 紫姫「シロノワール?パンツ脱いだぞー」 シロノ「み、みみ水の中に入りました?! でないと私に全部丸見えになっちゃいますよ!」  水の中に入らないとシロノワールはこちらへ振り向きもしないらしい。  てか湖深さ大丈夫か?  水は超綺麗に透き通ってるから大丈夫そうだけど、なんか底見えないw  取り敢えずサンダル着用済みの足先を入れてみて…あ、調度いい温度だ。  熱くもなく冷たくもない。 紫姫「あ、ここらへんは腰くらいまでの深さか」  思い切ってドボンと湖の中へ入ると、腰くらいまで水に浸かった。  それにしてもこの湖、魚も生き物もいないな。 紫姫「入ったぞー ここにパンツ置いてあるから見にこいよー」  ……パンツ見に来いって…なんか表現が怪しい気もするがまあいいか。 シロノ「……きゅわっ! 肩まで浸かって下さいよ!」  振り向いた瞬間になんて大声出すんだよ!  ちょっとびっくりしただろうが! シロノ「なんて際ど……きゅふっきゅふっ!」 紫姫「……アッはい、肩まで()かりまーす」  シロノワールさんなんか咳き込んでるけど大丈夫?
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

238人が本棚に入れています
本棚に追加