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そしてそのまま飽きもせずに頬を突きまくり、ようやくシロノワールが正気に戻った頃には、両頬を片手で挟み込むようにして摘まんでいましたがなにか?
シロノワールはまたきゅーきゅー離してください~って言ってたけど、正直とても楽しかった。
シロノ「もうひどいですよ…お婿に行けない体になるところでした…」
紫姫「嫁もらえばいい話じゃね?」
シロノ「あっ、そうですね!」
いやいや待て、俺そんなにシロノワールが婿に行けなくなるようなことした覚えないからな?
モチマシュマロ(シロノワール)を堪能してただけだよ。
毛でモフフワなのに身体全体モチプニなんて…なんて贅沢だっ!
シロノ「あの…紫姫さん…?」
紫姫「はい…あ、初めて名前呼んでもらえた」
腕の中で仰向け状態から俺を見上げてくる。
可愛すぎるだろ。
シロノ「私決めました…
ジジイ様が紫姫さんに相応の力を与えるまで私、紫姫さんを御守りします!」
ものすっごいイケボでたぶんドヤ顔して言ってくれて感激なんだけど、やはり俺の腕の中で丸まってて可愛いというギャップ!
紫姫「俺が死ぬまで是非お願いします」
むしろ俺が死ぬまで手放さない!
大丈夫!シロノワールがヨボヨボになっても俺責任持って最後まで大切にするから!
元の世界で犬飼ってたからペットの扱いには慣れてるはずだし!
シロノ「…えっ、えっ…告白ですか?///」
なんかシロノワールが照れてる(笑)
紫姫「シロノワールが良かったら…でいいけどさ…やっぱり俺、こんな世界で一人なんて心細いわけよ…
俺なんて魔法も使えない村人A並の力も無いかもしれないから、いつ命の危険に遭うか…
それでもシロノワールと一緒にいれば、この世に不満なく死ねるかなーって
つまりは冥土の土産的な?」
シロノ「ダメです!紫姫さんは私が責任持って絶対に守ります!
あと村人でも多少の低級魔法は使えますよ
魔力は皆ありますからね」
うわあ…俺モブ以下やん…
シロノ「それより、私はこの聖なる森に住んでいるんですよ?
ここは並な妖精や生き物は住めないところなんです
私、こう見えて案外強いんですからね
だから絶対紫姫さんを守り通します」
シロノワール……
紫姫「…わかった、これからよろしくな」
性格イケメン過ぎてもうなに俺が女だったら惚れてたわw
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