気付けばなんか森だった

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気付けばなんか森だった

?「……っここは!?」 ?「天界じゃ天界」 ?「…貴方は誰だ? それより!紫姫(しき)は?!」 ?「(わし)は神じゃ! …って、え?シキ?もしや(ぬし)と一緒に死んだ男児のことか?」 ?「死んだ!?俺も紫姫も死んでしまったのか…? ……それで、紫姫はどこに?」 神「…シキという男児は…迷子じゃ 主、ケイトの勇者召喚に巻き込まれたは巻き込まれたんじゃが…此処(ここ)に来るはずなのに来ないんじゃよ… もしや時空の狭間(はざま)にでも()ちてしまったのかもしれんの…」 景都「…貴方は神なんだろ? なら紫姫を見つけ出して俺の元へと連れて来て下さい絶対に」 神「……善処(ぜんしょ)しよう それにしても主はなにも驚かないのだな 普通死んだとか勇者召喚だとかそんな容易(ようい)に受け入れられる人間は滅多(めった)におらぬと思うが…」 景都「紫姫が言ってたんだ 『お前みたいなやつは異世界から勇者召喚されそうだな』とかなんとか つまり俺はこれから異世界へ行くんだろ?」 神「…その通りじゃ そこまでわかっているのなら良いな 主はこれから異世界へ転生(てんせい)する、儂は主に相応(そうおう)の力を与え、シキとやらを探し主の元へと転生させる… ……では容姿などは主もシキも生前と同じで良いな?」 景都「ああ、よろしく頼む… 紫姫と離れるなんて初めてだ…なるべく早く見つけ出してくれ…」 神「了承(りょうしょう)したぞ」
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