33人が本棚に入れています
本棚に追加
「だっ…だから…。私と、付き合ってください!」
やだ…声震えすぎだよ。
カッコ悪いなぁ…私。
いつの間にか2人とも立ち止まり、向き合ったまま立ち尽くしていた。
武藤くんはポカンと口を開けて固まっていた。
ちょっと、ビックリしすぎじゃない?
何か言ってよ…武藤くん…。
沈黙に耐えきれなくなって俯いた瞬間、微かに聞こえた声。
「……に…………のか………?」
「……え?」
最初のコメントを投稿しよう!