第1章

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秀一に言ったらビックリするだろうな。 どんな反応をするんだろう…。 楽しみだな、ねえ武藤くん。 ちらっと彼の顔を見上げると、ちょうど彼も私の方を向いてて目が合った。 照れたように視線をフイッと逸らした武藤くんが前を向いたままボソッと呟く。 「ヒデには何て言おう?アイツ何て言うだろうな」 「そのまま言えばいいんじゃないかな?私から言おうか?」 「……いや、俺から言うよ。今日電話しようと思ってたからさ」
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