第2章

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翌日のこと。 部活帰りにハンバーガーショップでデート。 相手は付き合い始めたばかりの彼女ではなく、親友なんだけど。 「よかったじゃねえか。信汰もやるときゃやるんだな」 突然ヒデが言うもんだから、たった今かぶり付いたチキンバーガーを喉に詰まらせそうになった。 「グホッ……なんだよそれ。もしかして俺の方が告ったと思ってんの?」 アイスコーヒーでチキンバーガーの固まりを流し込んでからやっと言葉を返した。
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