第1章

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………いつまでも黙っていても仕方ないよね。 時間が経てば経つほど言い出しにくくなるはずだから早く言わなくちゃ……。 ええい!遅かれ早かれ同じこと!! ようやく決心した私は勇気を振り絞って声を出した。 「あ、あのね!私、武藤くんのことを……。すっ、す…きに…なってしまったみたい…なの」 「………………え!?」
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