第1章

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わわっ、この反応も想定内ではあるんだけど…。 そっか…やっぱりそうだよね、驚くのも無理ないよね。 考えてみれば人生初の自分からの告白なんだ……。 されたことならあるんだけど。 こう見えて実は私、モテるんだよね。 中学生の時も、高校生になってからも、よく『付き合って』って言われたりしてたし…って! そんなことは今はどうでもいい。 ここまで言えたんだから最後まできちんと言わなきゃ! 飛び出しそうなくらいにバクバク暴れている心臓の鼓動に手を当てて、ゆっくり深呼吸……。 したかったのに上手く出来なくて。 結局、浅い呼吸を何度も繰り返すしかなかった私は金魚のように口をパクパクさせながら、なんとか言葉を紡ぎ出した。
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