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部活動
それは学校生活には欠かせない青春の1部だ。しかし、世の中にはその部活というものを変に扱っている同好会がある
そう、ここの部は…
「部活動同好会です!」
「…は?」
南丘高校、通称南高の入学式後
斎藤夏樹 サイトウナツキ(男)は、部活勧誘などの人盛りの中何者かに引っ張られとある部室に着いた。
「え、あのなんで俺連れてこられたんすか、ここ何部何ですか…」
部室の中に入れられドアの前に立たされた。
いまいち状況が把握できていないのと同時に自分の楽しい学園生活がもう既に消えたのを察した夏樹は1人どうやって過ごすか考えていた。
「えっと…なんて言えばいいのかな?うーん…変人の集まる、同好会?連れてこられたのは部活勧誘??」
夏樹の質問に答えたのは茶髪のロン毛の大人しめの女子
「すまん、連れてきたのはわしだ」
わし、という言葉遣いにびっくりするものの顔を見ると美少女…なのだが
「身長ちっさ…あ」
そう、身長が低いのだ。
つい口に出してしまった夏樹だがその美少女は少しムッとしたが気にもせずに話し続けた。
「…わしが連れてきたのは理由があるのじゃよ!この同好会は今まで変人の集まる同好会だのなんだの好き勝手言われてきた、だが違う。」
ロリ、というべきか、その金髪ロングの小さな美少女は夏樹の意見も聞かずに話だした
夏樹や他の同好会の部員達の周りを歩きながら話し、途中で立ち止まった。
そして夏樹の方をクルッと振り向き
言葉を発した
「部活に対する想いが強いだけなんじゃ!!!!」
いきなりの大声に驚く部員達
多分、一番驚いたのは夏樹だ。
皆が驚いているのにも関わらず語り演技、はまだ続く。すると横から声がした
「ミーシャ落ち着いて…
あ、ごめんね、私は3年の伊藤咲織と言います」
俺の質問に優しく答えてくれた先輩か、と夏樹は一人で納得しペコッと頭を下げた。
「ごめんなさい、部活の詳しい話は後でするね?とりあえず…そこの椅子で座って待ってて」
あははと愛想笑いをしてロリの話を止めに入った咲織先輩。
「疲れたんで俺帰るっすねー」
この同好会実は意外と人がおり、その中の1人の男子が帰ると言った。
「じゃっ」
ガチャんとドアの音がした。
そしてそれはじめとし他の部員も帰ってしまった。
結果、残ったのは夏樹と咲織先輩、そして目が輝いているロリだ。
部室の窓が開いていたのか、風が入る。
今日は晴天である。
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