56人が本棚に入れています
本棚に追加
森の中から人影が現れる
ああ、あのお姿は…信長様
「影、助かった」
影の横に心配そうに立つわたしを横目で見てまず、影に声をかける
「いや、俺は何もしてない」
影が答える
「濃姫がいれば危うかった」
信長様がそれに答える
「そんな、わたしはあなた様の足手まといなのでしょうか?
申し訳ありませぬ・・・」
わたしが信長様に謝る
「まさか、
濃姫がいればーー」
信長様が口を濁す
最初のコメントを投稿しよう!