第3話 夫の子

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森の中から人影が現れる ああ、あのお姿は…信長様 「影、助かった」 影の横に心配そうに立つわたしを横目で見てまず、影に声をかける 「いや、俺は何もしてない」 影が答える 「濃姫がいれば危うかった」 信長様がそれに答える 「そんな、わたしはあなた様の足手まといなのでしょうか? 申し訳ありませぬ・・・」 わたしが信長様に謝る 「まさか、 濃姫がいればーー」 信長様が口を濁す
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