第4話 初夜を再び・・・

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なにごとにも目を輝かせ、 「濃姫、濃姫、 おもしろき書物を手に入れたぞ!」 「濃姫、京から商人が来ておる 好きなものを買ってやろう!」 「濃姫、月がきれいだ、共に愛でようではないか」 兄のようで、そして、たくましいわたしの夫 生涯にただひとり、結ばれ、ともに人生を歩むべき夫 その方の子を産みたい、と よその女が共にするという寝所を正室である自分が共にしたい、と 思うのは自然なことではないのか 信長様… わたしの心は美濃でも尾張でもなく あなたのことでいっぱいにございます
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