第8話 許婚

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「住職もわたしが道三の娘・朋であることは知らないでしょう ただ、よく寺の掃除を手伝いにくる百姓の嫁と…」 「そなたも苦労したのだな」 「姉上こそ… 他国に嫁がれて苦労も多かろうと…」 「なに、そなたらの苦労に比べたらたいしたことはない…」 「仕官先を探しているのか?」 朋はこくりとうなずく
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