第10話 最後の願い

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「俺から濃への捧げものは… 織田信長の正室の座は、濃ひとりのもの… これから先、誰も正室には迎えない…」 「なりませぬ!」 思わず大きな声が出た 「なりませぬ、後ろ盾のある正室をお迎えくださりませ そして、早く戦国の世を終わらせなさいませ」 「そう、ムキになるな?帰蝶」 「帰蝶?」
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