第11章 あの方との再会・・・

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そうして翌朝、 私は信長様を離れ、織田家を離れーー 武家の生活を捨て、庶民のように暮らしが始まった… 信長様が家臣たちにどう説明したのか、知らない 案外、反対の声もあがらなかったのだろう 美濃を平定し落ち着いた今、 美濃の斎藤道三の娘・濃の使い道はほとんどない 蘇鉄が気に入っている、と利休様に言ったならば、 年中、緑の葉をした蘇鉄は、わびさびがない…と一蹴された
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