第1章-1 見つかったもの
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さすがにうるさいから、しょうがない行ってみるか。 「何だよ」 莉麗がさっきから呼んでいたところは、物置部屋だった。 「やっと来た、何度も呼んでたのに」 莉麗は不満気味。 「だから何だよ」 「ねえ、これ洸士君のだよね?」 莉麗は念を押すと、あるパズルの額縁を俺に見せた。 あ! それはっ……。 一瞬、ドキッとする俺。 「え、そ、そうだけど…」 つい動揺してしまう。
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