第1章-1 見つかったもの

3/7
29人が本棚に入れています
本棚に追加
/238ページ
さすがにうるさいから、しょうがない行ってみるか。 「何だよ」 莉麗がさっきから呼んでいたところは、物置部屋だった。 「やっと来た、何度も呼んでたのに」 莉麗は不満気味。 「だから何だよ」 「ねえ、これ洸士君のだよね?」 莉麗は念を押すと、あるパズルの額縁を俺に見せた。 あ! それはっ……。 一瞬、ドキッとする俺。 「え、そ、そうだけど…」 つい動揺してしまう。
/238ページ

最初のコメントを投稿しよう!