第1章-1 見つかったもの

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「このパズルどうしたの?」 莉麗は追及を開始する。 「どうしたのって?」 ドキドキしながら尋ね返すも…。 「誰かから貰ったもの?」 莉麗は俺を探るように見つめた。 「た、多分…」 その曖昧な返しがまたまずかった。 「多分ってどういうこと? 自分で買ったかどうか判らないの?」 莉麗は更に追及。 「う~ん、忘れたかな?」 俺はとことん、しらを切り続けるつもりだった。
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