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「まったぁ?」
俺は体をくねらせながら、手を大きく振り待ち合わせしていた風を装った。
「「は?」」
「えっ?」
三者三様に顔に?マークが浮いている。
そりゃそーだ。
「もう、先生に捕まってー。早く行こー」
佐藤○よ風男子のもう片方の腕を掴み、少し引っ張った。
「は?、何お前。俺ら今、倉橋と会話してんだろ」
そうか、佐藤○よ風男子は倉橋くんか。
「えー、なになにぃ。この人達―。えっ、ひょっとしてナンパー?。やだー、僕に声かけたいからって倉橋くんダシにしちゃだめー」
「「はぁ?」」
「何言ってんだ、このメガネブス、気持ち悪いんだよ」
「もう、照れっちゃって」
わざと怒っているノッポの肩を人差し指でつつく。
「このヤロー」
ノッポの腕が動く。
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