第1章

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 10分後  更に迷った。  俺、そんなに方向音痴じゃねーぞ。  誰だよ、ここ立てたやつ。  途中、ベンチがあったので一旦休憩することにした。 「あ、ケータイ」  一応、寮の電話番号は電話帳にいれてきてはいる。恥ずかしながら素直に迷った事を伝えて、寮の人に迎えにきてもらおう。  が、しかし 「なんてこと!」  俺のアイポン圏外。  え、イミフ。  この敷地エリア外なわけ?。プラチナバンドどうした。  もはや絶望的。  とりあえず、目をつむって心を無にして落ち着こう。  ・・・・・  ・・・・・・  ・・・・・
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