第1章

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康太はやる気満々だった! なにせ、怜子との出会いがよかった! それに、圭佑という友達ができたこともよかった! 康太は意気揚々と過ごしていた。 このクラスで1年過ごすんだ! そう思うと、康太はワクワクした! 「じゃあ、みなさん!前に出て、一人ずつ自己紹介をして下さい!」 康太はどうしよう?と思っていた。 自己紹介は慣れているが、何を話そうと思った。 そうだなー、こうだなーと考えていたら、康太の番になった! よし、なんとか喋ろうと康太は気合を入れた。 康太は、そして、みんなの前に立った! 「中川・D・康太です。よろしくお願いします!なぜ、Dかと言うと、父親のゾンビのD一族の血をひいてるからです。趣味はゲームです。飛行機が好きです。なぜなら、あの空を飛ぶ機体を見るのが嬉しいからです。よく一人言を言います。本をよく読みます。本を読むのはいいことです。なぜなら、自分の世界を広げるし、知識が上がるからです。物語の世界に入るのが好きで、まるで物語の主人公になったような感覚で、本を読みます。映画を見るのも好きで、好きな映画は、『ゾンビと一緒にいたあの夏をもう一度』です。あの映画のいい所は、ゾンビが空を飛んで、ゾンビが凄い大爆笑をする所が好きです。以上です!」 と康太はなんとか自己紹介を終えた。 「よかったぜ!お前の自己紹介!単純で分かりやすかったぜ!」 単純とは褒められたのかどうだろう?と考えていた。 ともかく、自分の回が終わってホッとした。 安心した半分、今度は怜子が何て言うか気になった。 そして、怜子の番になった。 「みなさん、はじめまして!吉田怜子です。私は金持ちの令嬢なので、お嬢様です。なので、気安く私に近寄らないで下さい。先ほどは、貧血で倒れましたが、今は大丈夫です。私は勉強が好きなので、勉強が得意です。なので、成績はトップクラスです。この学校に入れたことを誇りに思います。目指すは、成績学年No.1です!」 と怜子の自己紹介を終えた。 非常にツンデレな怜子らしく、ワガママで自分勝手な自己紹介だった。 そして、皆無事自己紹介を終えた。 クラスは不思議と力が沸き上がったように、盛り上がっていた!!!
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