第1章

7/23
前へ
/98ページ
次へ
「……よし、こんな所だな…」 ぐいっと佐伯さんが腕まくりした、 ワイシャツで少し汗を拭っていた… 辺りを見ると… 綺麗に整理整頓されていて… 小説もキレイに、片付けてある… 「……こんぐらい…いつも掃除をしろっ…」 その疲れてて… 掠れ気味の声が、色っぽい… 「……おいっ、聞いているのかっ?!」 こ、怖い…! 「…き、聞いてますっ…聞いてます!!」 慌てて頭を振る… 「……フンッ、次はお前の部屋だ…」 ええええっ?!! まだ…やるのっ?! 「…も、もう…いいんじゃないかなぁ~って…」
/98ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加