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その後、康太は家に帰った。
今日はとても面白かった!
怜子の自己紹介はともかく、自分がみんなの前で堂々と自己紹介できたのが、嬉しかった。
それから、康太はクラブは何に入ろうか考えた。
そこまでを、家で親に今日あったことを話した。
圭佑という友達ができたこと。
怜子という子が、入学式で倒れたこと!
康太は今が楽しかった。
そして、また明日学校へ行った。
特別変わったこともなく、授業はどんどん終わっていった。
康太は引っ込み思案な性格なので、中々自分から新しいクラスメイトに話しかける勇気がなかった。
でも、だんだん仲の良い友達が増えていった。
康太はなんとか怜子と話したいと思った!
しかしながら、怜子の言ってた通り、怜子は話しかけにくいオーラを放っていた。
どうすれば話しかけられるだろう?と康太はずっとそんなことを考えていた。
康太はそれから、テニス部に入ることに決めた!
別にテニスの経験があるわけではなかったが、新しいことに挑戦したいという気持ちが強かった。
それで、康太はどうやったらテニス部に入れるか担任の戸田先生に聞いた。
「あら、康太君。テニス部に入りたいの?テニス部なら顧問の先生が、秋山先生だから、秋山先生に聞きなさい!」
と戸田先生にテニス部の入り方について教わった。
因みに、戸田先生は英語の先生で、秋山先生は数学の先生だった!
康太は早速テニス部に入るべく、職員室に足を向けた。
すると、職員室に秋山先生が座っていた。
「秋山先生!僕テニス部に入りたいです!よろしくお願いします!」
と康太は秋山先生に頼んだ。
「君、テニス部に入りたいのかい?いいよ!じゃあ、この入部届を書いてくれ!」
と康太は入部届を渡された。
そして、康太は無事テニス部に入ることができた!
「その代わり、内のテニス部はレベルが高く、インターハイに出場するほどの、強豪校だから、練習は厳しいぞ!それでもいいんだな?」
康太は秋山先生に念を押された!
「ハイ!大丈夫です!一生懸命頑張りますので、練習についていきます!」
康太の言い方は、まだあどけなかったが、これで前に進んだと思った。
そうして、康太のテニス部生活が始まることになる…!
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