第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
その後、康太は家に帰った。 今日はとても面白かった! 怜子の自己紹介はともかく、自分がみんなの前で堂々と自己紹介できたのが、嬉しかった。 それから、康太はクラブは何に入ろうか考えた。 そこまでを、家で親に今日あったことを話した。 圭佑という友達ができたこと。 怜子という子が、入学式で倒れたこと! 康太は今が楽しかった。 そして、また明日学校へ行った。 特別変わったこともなく、授業はどんどん終わっていった。 康太は引っ込み思案な性格なので、中々自分から新しいクラスメイトに話しかける勇気がなかった。 でも、だんだん仲の良い友達が増えていった。 康太はなんとか怜子と話したいと思った! しかしながら、怜子の言ってた通り、怜子は話しかけにくいオーラを放っていた。 どうすれば話しかけられるだろう?と康太はずっとそんなことを考えていた。 康太はそれから、テニス部に入ることに決めた! 別にテニスの経験があるわけではなかったが、新しいことに挑戦したいという気持ちが強かった。 それで、康太はどうやったらテニス部に入れるか担任の戸田先生に聞いた。 「あら、康太君。テニス部に入りたいの?テニス部なら顧問の先生が、秋山先生だから、秋山先生に聞きなさい!」 と戸田先生にテニス部の入り方について教わった。 因みに、戸田先生は英語の先生で、秋山先生は数学の先生だった! 康太は早速テニス部に入るべく、職員室に足を向けた。 すると、職員室に秋山先生が座っていた。 「秋山先生!僕テニス部に入りたいです!よろしくお願いします!」 と康太は秋山先生に頼んだ。 「君、テニス部に入りたいのかい?いいよ!じゃあ、この入部届を書いてくれ!」 と康太は入部届を渡された。 そして、康太は無事テニス部に入ることができた! 「その代わり、内のテニス部はレベルが高く、インターハイに出場するほどの、強豪校だから、練習は厳しいぞ!それでもいいんだな?」 康太は秋山先生に念を押された! 「ハイ!大丈夫です!一生懸命頑張りますので、練習についていきます!」 康太の言い方は、まだあどけなかったが、これで前に進んだと思った。 そうして、康太のテニス部生活が始まることになる…!
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加