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その日のお昼休み、瑛太は『消しゴムのお礼』だと言って新発売のチョコレートをくれた。 それから、瑛太は気さくに接してくれるようになった。 苗字で呼ぶと『名前でいい』と言ってくれたり 退屈な授業中に面白い話をしてくれたり 瑛太が忘れ物をしたら、私が貸してあげて、そのお礼に瑛太がお菓子をくれたり 休み時間も話し掛けてくれたりする。 今まで男友達と呼べる異性の友人がいなかった私にとって瑛太との関係はとても新鮮なものだった。 「姫花、ごちそうさま」 唐揚げ1個に対して律儀に両手を合わせる瑛太に苦笑しつつも 「お粗末さまでした」 私もぺこりと頭を下げる。 瑛太は私の頭をクシャリと撫でると 「じゃ?な」 仲の良い男子が屯っている席へと戻っていった。

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