第1章

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俺は疲れた。 彼女の葬儀も終わり…… ほとぼりは冷めて、 大学で講義も再開した。 所が世間が騒がなくなった頃…… 急に警察が来た。 「スティーブ・ミンスター、 貴方をジョセフィン・マイヤー氏 殺害の疑いで逮捕します! 」 とうとう……来たか。 俺は素直に逮捕された。 所が弁護士のマイケルは 「君への疑いを晴らしてやる! 」 と乗り込んできた。 警察は知っていた。 彼女がキャリアで発病した事を……。 当然、俺は別れる気は 全く無かった。それ所か…… 一生、彼女の側に居たかった。 そう、君を抱けなくても 良かった。彼女さえ居てくれたら 子供も諦めるつもりでいた。 なのに、なのに……彼女は…… 彼女から別れると言い出した!! 俺が何をしたんだ! 君を幸せに出来るのは 俺だけなのに……。 誰に移されたんだ?
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