彼らを追うのは…

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森の中を歩く人影一つ。 白く長い髪を揺らしながら 依頼書を片手に歩み続ける。 「カルとモツは先に行っちゃったから、取り敢えず先に合流だよね」 遠くに聞こえる戦闘音を聞きながら、寺院に向い独り言を呟く。 不意に目の前に白い紙が見え、避ける前にぶつかってしまう。 「うわっ…何なんですか!?」 自分の体が変化したので、確認して絶句する。 ふにふにと触れる豊満なバスト。 縮んでしまった身長。 緩くて脱げてしまったズボン。 そう女体化してしまったのだ! 「ななな…何、コレ!?トラップがあるなんて…こんな姿では会いたくないよ!」 そう狼狽えながら呟くが遅く、目の前に現れたのは探していた仲間
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