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俺がカフェの女性スタッフに注文して、芽依の方に視線を戻すと、
さっきまで無邪気にはしゃいでた筈なのに、
何故かシュンとして元気がないように見える。
「芽依、どうした？」
気になって聞いてはみたが……
そんなことを聞かれると思っていなかったのか、
ビックリしたような表情で俺を見てから、
「え？……あ、ううん。
ねぇ、デザートも色々あって、どれも美味しそうだね？
けど、ランチにも付いてるから、そんなには食べらんないし。
また今度来ようね？」
まるで、
取り繕うようにして、
無理してはしゃぐように言ってきた。
そんな芽依の様子が引っ掛かったものの、
「芽依、デザートだったらテイクアウトすれば良いだろ？」
松岡フーズの近くだし、
芽依の元同僚も居るかも知れねぇし、
昼時で結構賑わってる店内で問い詰めることもできず、
芽依が振ってきた会話に答えることに徹した。
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