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リサール公園
フィリピンでは、公園や道路などに有名人の名前を付けるそうです。この公園もリサールさんという方のお名前からとっているそう。
この日は土曜日。校外学習できている小学生・中学生くらいの子たちがたくさんいました。制服がかわいい。
リサール公園でまず目に飛び込んできた銅像は、「リサールさん、撃たれる」の像。でかいし、なかなかの迫力です。
リサールさんを撃ったのはたくさんある銅像の中の誰か3人らしく、リサールさんの銅像の背中には3つ銃弾の跡がありました。なんとも忠実に再現されています。それにしても、これだけの数と大きさの銅像って迫力がある。よくこの場面を銅像にしようと思ったよね。
なかなかすごい場面の銅像ですが、その周りを地元の子どもたちがきゃっきゃきゃっきゃと走り回っていたりして、この悲しく深刻な場面とのギャップに戸惑いました。まあ、彼らにとっては日常の見慣れた風景なんだろうな、この銅像も。
そして一旦車に戻り、サンチャゴ要塞へ。
フィリピンはスペインに統治されていたことがあるため、このあたりはスペイン風の街並み。そして入り口付近ではなぜか帽子を売る人が多かった。帽子はスペイン風とかそんなのではない模様。おみやげを売るにしてもなんで帽子なんだろう。別に暑くないのに。
サンチャゴ要塞の敷地内には、観光地では定番の「パネルの穴から顔を出すやつ」がありました。しかもけっこうたくさん。人気なのかな。こういうパネルってたいていしょうもないけど、なんか写真撮っちゃう。有料ではないことを確認し記念撮影しました。
ここにあるリサールさんの像はカラーバージョンでした。銅像ほどの迫力はありませんが、なかなかよくできています。
リサールさんはここに閉じ込められていて、で、さっきの公園まで歩いて行って、そこで撃たれたらしい。リサールさんの足跡がたどれるようになっていました。
わたしの勉強不足で、リサールさんとは初めましてな状態だったのですが、なんだか彼のことを少し知ることができた気がしました。ちなみに日本人の恋人がいたそうです。ちょっと親近感がわきます。
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