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「え。」
「あたしさ、みんなが梶くん好きだって言うから自分が梶くん好きなことずっと認めたくなくて。でももうそういうこと終わりにしたいんだ。」
あたしは梶くんと今朝までいたことを思い出していた。
「あたし、梶くんに惚れてる。自分なりに頑張ってみる。」
「あー、そ、そうなんですか?が、頑張ってくださいね。」
「柏木さんは?」
「え?えーえーとあたしは。その入ったばかりで梶くんのこと何も知らないし。」
「そーなんだ。良かった。柏木さん綺麗だから。ライバルにしたくなかったんだ。」
「そ、そんな。あたしなんて。ははっ。」
あたしは仕事帰り、梶くんのアパートに行った。
ガチャ
「あれ。どーした?」
あたしは梶くんに抱きついた。
「どーしたの?いきなり。」
付き合おうって言って
お願い。
峰さんが
みんなが
梶くん狙ってる。
あたしだけでしょ?
あんなに夢中に何度もしたのは。
そうでしょ?お願い。
「したくなった?」
「え?」
「俺と」
そっかぁ~。
そうだよね。
あたしたちは
知り合ってすぐに身体の関係になってしまった。
付き合ったりなんかできるわけない。
「うん、したくなった。また昨夜みたいにして………。」
「アァッ………アンッ……アンッアァッ。」
梶くん、楽しそう。
あたしの身体を触る手が自信に満ち溢れているようだ。
「脚、開いて………。」
「う、うん。」
指であたしをかき回しながら突いてきた。
「アアアッ!!アアアッ!!」
「すごい?ハァ……ハァ……」
「いやぁぁ……ハァ…ハァ…アンッアァッ!おかしくなりそう!梶くんっ!アンッアァッ」
「すごい反応。そんないい?ハァ…ハァ…ハァ…」
ベッドのシーツはいつの間にかすべてグチャグチャにおちて
激しさを物語っている。
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