第1章

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「大丈夫?ほら、水。」 「う、うん。」 「そんな良かった?」 「だって前も中もって………」 「柏木さんわかりやすい。感じやすい。」 「梶くん………。うちの雑貨屋の峰さん知ってる?」 「うん、知ってるよ。ショートカットの子だろ?」 「どう思う?」 「え?どうって何とも。」 「あたしとどっちが好き?」 「はぁ?…………。」 変な質問してしまった。 「柏木さんだよ。」 「ほんとだよ。」 「チュー……して。」 「いーよ。」 チュ……チュパ……チュパ…… 熱いキス。 温かい。 梶くんの指がまたあたしを襲おうとする。 「いやぁ……ぁ。」 「またあの顔、みたいな。」 あたしは梶くんに抱きついた。 そしてまたベッドに倒れ込んだ。
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