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「ああっ!アンっっ!」
「柏木さん、して……お願い」
あたしは膝をついてそのお願いをきいた。
「あっ……あっ……」
梶くんの色っぽい喘ぎが、あたしを興奮させる。
梶くんはあたしを壁に向けて、背後から押し付けた。
「柏木さん………すごいよ……いつもより。」
「あんっっ・・!だって……すごい……梶くんもいつもより。」
「こんなことして……俺たち、クビになっちゃうよ……。」
最後に熱いキスして、あたしは隠れるようにまたエレベーターに乗った。
峰さん、
あたし、
たったいま。
梶くんとしたんだ。
すごいやつ。
あたしは誇らしかった。
勝ってる。
あたしは峰さんに勝ってる。
梶くんはあたしの身体にあんなに夢中になるの。
あなたは知らないだろうけど。
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