第2章

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「あたし、サイテーだよね。でも梶くん、どんなに誘ってもなびかないし。響くん可愛いし、あたしのこと好きって言ってくれるし。」 「どうするんですか?」 「あのさ、柏木さんお願いがある。」 「はい?」 「梶くんと響くんと四人で飲まない?」 「は?なんでそうなるんですか?」 「あたし、梶くんと飲んでみたい。」 響くんがいるのに? なんなの? この人、正気? あたしは逆に考えた。 梶くんは絶対あたしのものだし。 響くんがホントに峰さん好きか確かめたいし。 いい機会かも。 数日後、梶くんは乗り気ではなかったが無理やり誘ってbar RISKYというダーツバーで飲み会を開いた。 峰さんの服は露出がすごくて、あたしはびっくりした。 胸なんか全開じゃないか。 あたしはミニスカートでよかった。 負けたくないし。 峰さんは、浮かれて飲みまくっている。 響くんとイチャイチャしないな。 抑えてるのかな。梶くんいるから。 「二人ともダーツやったら?」 「おー!やるやる。」 峰さんは、梶くんを連れて行った。 やだ! 響くんとっって意味で言ったのに。
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