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響くんが近くにきた。
「峰さん、梶さんが好きなんですか?」
「そうよ。最初から。」
「そんな、だって僕のこと好きだって言ってたじゃないですか。」
「あたしは最初から梶くんが好き。」
峰さんが梶くんに抱きついた。
そうか、わかった。
あたしから梶くんを引き離すためだったんだ。
梶くん、相変わらずダンマリ。
あたしもカバンと上着を持った。
もうあの雑貨屋はやめる。
梶くんともさよなら。
じゃあ、もう我慢しなくていい。
あたしは梶くんの頬を触ってキスをした。
梶くんはあたしの腰に手を回して強く抱き寄せた。
え。
梶くんの舌が、あたしの唇の中に入って、今までにない優しい
いやらしい
セクシーになめ回す。
アッ
ダメ
そんなキス
脚に力が入らない。
感じ過ぎて立てないよ。
峰さんと響くんはビックリしただろう。
あたしたちは夢中でお互いの唇と舌をなめ回した。
先に峰さんが店から飛び出し、そのあとを響くんが追いかけるように店から出て来て行った。
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