第3章

3/10
前へ
/39ページ
次へ
あたしが速度をあげると 梶くんがあたしを持ち上げて、下にした。 「え、あとちょっとだったのに。」 「最後はやっぱり二人でね。」 梶くんはあたしにキスをしながら、ゆっくり入ってきた。 「アアッ……!」 いつまでも こうしていたいな。 あたしたち、付き合ってることになるのかな。 あの二人の前であんなことしたんだから 公認の中だよね。 あたしは安心して梶くんに抱きついた。 あたしだけの梶くん。 大好き。 離さないからね。 それからラブホテルでお泊まりして、また朝に梶くんに寝起きを襲われた。 退職届出さなきゃ。 また就職先、見つけなきゃ。 峰さんと顔合わせにくい。 いろんな思いがかけめぐった。 でもあたしが辞めても梶くんは峰さんと顔合わせる。 そしたらまた誘惑してくるかな。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加