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あたしが速度をあげると
梶くんがあたしを持ち上げて、下にした。
「え、あとちょっとだったのに。」
「最後はやっぱり二人でね。」
梶くんはあたしにキスをしながら、ゆっくり入ってきた。
「アアッ……!」
いつまでも
こうしていたいな。
あたしたち、付き合ってることになるのかな。
あの二人の前であんなことしたんだから
公認の中だよね。
あたしは安心して梶くんに抱きついた。
あたしだけの梶くん。
大好き。
離さないからね。
それからラブホテルでお泊まりして、また朝に梶くんに寝起きを襲われた。
退職届出さなきゃ。
また就職先、見つけなきゃ。
峰さんと顔合わせにくい。
いろんな思いがかけめぐった。
でもあたしが辞めても梶くんは峰さんと顔合わせる。
そしたらまた誘惑してくるかな。
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