第3章

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梶くんがイクのを聞いて電話をきった。 「もうっ!」 あたしは安池くんを叩いた。 「ごめん。ごめん。」 安池くんはいたずらっ子みたいに笑った。 「ほら、続きしよ。」 あたしは安池くんに抱きついてキスした。 チュパ……チュパ…… 舌が絡み合い、安池くんがあたしをゆっくり寝かせた。 「まさか、後ろから自分の彼女がヤられてるなんて思ってないだろうね。」 「やめてって言ったじゃん。」 「だって。我慢できなかったんだもん。」 「もうっ!」 今日は仕事を早く終わって駅前で梶くんと待ち合わせ。 すごい、おしゃれしてきちゃった。 お泊まり道具ももちろん持参。 あ、 梶くんだ。 え、うそ。 作業着。 「おまたせ。」 「仕事だったの?」 「うん、あ、トイレで着替えてくる。」 「うん。」 そういえば、梶くんあんまりオシャレじゃないかも。 安池くん、オシャレだから比べちゃうな。 「ちょっ、梶くん、だめ。」 一番後ろの席がいいッて言うからおかしいなと思った。 始まってすぐにあたしのスカートに手をのばしてきた。 「昨日の声が忘れられない。俺とするとき、あんな声ださないよね。」 「あ、あれは、いつもと違うところを揉まれたから。」 レイトショーだからチラホラしか人がいない。 でも、やっぱりここはマズイよ。 梶くんがあたしのブラウスのボタンを外し始めた。 「ちょっと!梶くん!」 「うー、いいにおい。」 梶くんがあたしの胸の谷間に顔を埋めた。 ブラなんかとっくにはずされて ペチャッ……チュパ…… 「アアッ……ア……ア……」 すごい舌使い。 梶くんの指はもう下をかき混ぜてる。 「スゲー……。」 「あ、あたりまえだよ。こんなにされたら…。」
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