第3章

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「もう我慢できない。出よう。」 「え、まだ始まって10分経ってないよ。」 梶くんはあたしの手を握って、立ち上がった。 ショッピングモールの非常階段に連れて行かれた。 「んんッ…………」 ディープなキスされて、スカートを上に上げられた。 「か、梶くん!ここはマズイよ!アパート行こう。」 「大丈夫だよ。ほら、脚、上げて。」 梶くんはあたしを持ち上げて、突いてきた。 「アアッ……!」 「しがみついて。首に手を回して。」 「アアッ……ア……ア……ア……ア……」 梶くんが激しく突いてくる。 あたしを軽々持ち上げて。 安池くんは、これはできないな。 「ほら、見てごらん。すごい格好だよ。ハァ……ハァ……いやらしい。ハァ。ハァ。」 非常階段のところのガラスにあたしたちがうつってる。 本当だ。 すごい。興奮する。 そのあと、梶くんのアパートに行ってコンビニで買ってきたご飯を食べた。 小さなベッドで並んで寝て また、するかな。 と思ったら梶くんはイビキかいて寝ていた。 あたしは眠れなくて 安池くんのことを考えていた。 梶くんとの方も身体だけになったな。 恋人って言えない。 そういえば、峰さんと連絡とってないよね? あたしは梶くんのスマホを見ようか悩んだ。
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