第1章

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なぜゲームなど興味が無い俺がこんな所にいるのは 全て隣で防寒対策バッチリに着込んでいる親友 斎藤 太輝(さいとう だいき)のせいである 数日前……… え?いきなり回想かだって? そんなかたいこと言うなよ 俺だって思い出したく無いことなんだ しょうがないだろ じゃあいってみようか 数日前…………… まだ二学期が終わる前日 太輝に呼び出され体育館にに行った 「……………来てないじゃん」 またいつもの悪ふざけなのか? あいつはそんなに殴られたいのかそうか、そうか そんな物騒な事を思いながらあいつの携帯に電話した プルルルル プルルルル ガチャ 「現在この電話番号におかけになりましたが お前の怒りが静まるまで電話にはでれません ピーとなりましたらご要件を述べてください ピーーーー」 とあいつの声が聞こえたので伝言を残すことにした 「………………………殺すぞ」 「ちょ、まっ…………あ」 舞台裏から電話から聞こえてきた言葉と同じ声が体育館に響く 俺はそのまま全速力で声のした方へ走る 自慢じゃないけど100m11秒代だ 毎日ゲーム三昧のあいつが逃げれるはずがない 「ぎゃぁぁぁぁちょマジすいません調子乗ってました許してくださいぃ」
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