第1章

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「何を言おうと俺はしねーぞ? あとあのゲーム発売中止になったじゃねーか」 太輝は不敵な笑みを浮かべて携帯の画面を見せてきた そこにはこう書かれていた [あのゲームが帰ってきた 野郎ども寝る間も惜しんでやっていこーぜ 10月25日クリスマス発売 電脳世界ゲーム divi(ダイブ)] なるほどあのゲーム帰ってくるのかそっか…………………良し帰るか「やろうぜ??」 やっぱりあいつは誘ってきた 俺ははっきり言った 「嫌だ」 俺はそのまま体育館を出ようとしたが 「お願いだぁぁ一緒にやってくれよおぉ 」 イソギンチャクみたいに腰に引っ付いてきた 夏休みと同じことは嫌だ冬休みは青春を謳歌するんだクリスマスとか彼女と一緒に過ごしたり 途中お前彼女いないじゃんとあいつに言われたが放置 きっと出来るであろう彼女と約束が 「ぎゃぁぁぁぁ痛い痛い痛い痛い痛い痛いよぉ 空想彼女と約束してる痛い人がいるよぉぉぉ」 おいこら殴るぞ 呆れて俺は帰ろうとすると太輝が後ろからバスケットボールを投げてきた 見事俺の頭にクリーンヒット 「俺とこれで勝負しろ負けたら一緒にゲームをするぞ」 コイツは馬鹿かなのかそんなことしても俺に何のメリットもないじゃないか そう言うとあいつは1枚の写真か紙を見せてきた 「これは隣の女子高の子の写真とメアドだ お前が勝ったらこれをやろう」
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