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「貴様!何者だ!!」
「私は……死神。」
「なっ!?
ハァッ!!!」
一瞬にして、背後に回られたマモンは、背後に魔導砲を撃つ。
だが、死神化した留奈には、容易く避けられてしまった。
「くっ!?」
「貴様ぁぁぁ!!
良くもお父さんをぉぉ!!!」
鋭い斬撃を繰り出しながら、マモンを追い詰めてていくも、全て受け止められている。
「ふん!死神憑きか。
馬鹿め!死神風情が、このマモンに勝てると思っているのか?」
「がぁぁぁぁぁ!!」
「ハッ!」
マモンの首に留奈のナイフが届くかいなかの所で、腕を掴まれてしまった留奈は、その勢いを利用され、地面に叩きつけられる。
「あがぁ!?」
肩から、ゴキッと言う鈍い音が聞こえ、背中に激しい痛みが生じ、留奈は、獣の様に雄叫びをあげ、転げ回った。
「あがぁー!!ガハッ」
「魔神に死神が勝てる道理がない。
今度こそ、潔く…死ねぇ!!!」
「がぁぁぁぁぁっ!!」
振り下ろされたマモンの剣が爆風をうみ、留奈は激しく吹き飛ばされ壁に激突。
〝おとう……さん〟
留奈の意識はフェイドアウトしていった。
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