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色々見たが、変なのしかない。
あったのは
『鬼火部』(炎色実験を行う所謂化学部)
『家電部』(家電に入り込むロトム専用部活)
『怪事部』(ざわ……ざわ……)
『めかぶ』(おいしい)
さすがにこれはオレも安全部かな?
と思っていたそのとき。
オレは不思議なものを目にしてしまった…………
まるで太陽のように輝く長い髪……
見るものすべてをピンクに染め上げる瞳……
そして、思わず見とれてしまうその美貌……
まさに女神と呼べる少女がオレの横を通りすぎていった。
誘「あの色……まさか……」
本来ゴーストは闇の存在。太陽に近いなどあってはならない。
だが、その少女を例えるならまさしく太陽。
太陽でありながらもゴーストとしての闇もあわせ持つ……この存在はひとつしかあり得ないッ!!
気になり、つい後をつけてしまった
その途中……
?「お兄さんお兄さん……」
誘「ん?」
全く別の少女に呼び止められた。
?「私はムウ。ムウマージの女の子してます。
どうですか?うちの部に入りませんか?」
その少女は学生とは思えないほど派手な服装をしており、露出度も高い。完全に男を殺すための装備一式である。
ムウ「まずはお茶です。アイスティーしかありませんが、よかったですか?」
色々変な部活回っていて喉が渇いて丁度よかった。
ありがとう。と言い、お茶をイッキ飲みする。
どの部活もこの子みたいにサービスしてくれなかった!!
もしかしたらいい部活かも!?
誘「ところで……なにぶ…………」
突然目眩がして、記憶が飛んだ。
ムウ「オッス…大丈夫か?
………………以外と早く堕ちたな(想定外)」
そう……のちにわかったことだが、お茶には睡眠薬(安心と信頼のキノガッサ製)が入れられていたのであった。
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