第1章

4/5
前へ
/11ページ
次へ
ダッシュで戻った俺はとりあえず念仏を唱える。 「あっ、私には念仏は効きませんよ。  もっとちゃんとしたハゲたちじゃないと」 「おい、今の坊さんに対する暴言を撤廃しろ俺に 消される前に全国の坊主がお前を消しに来るぞ」 幽霊の頭にチョップでツッコミを入れて 1つ気づいた事があった。 それはこいつに触れられる事だ。 普通幽霊を触れば、多少冷たいとしか 感じないはずなのだが。 いったいこいつはなんなんだ? 「それは地縛霊ですよ♪」 勝手に心を読まれたことに腹を立て 触れられる事を利用して腹ぱんかましといた。 何なの、こいつは。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加