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数日後、つまり現在の話に戻る。
俺はこの幽霊の口車に乗せられ結果
同じアパートで住む事になった。
「とりあえずお前は誰なんだ? 正直に
言わないととりあえず殴る」
「春さんは幽霊を殴るのが趣味なんですか?
…私は桃って言います。生きてた時はそう
呼ばれていました」
ようやく言ったか。
数日も一緒にいるのに名前わからないって
この前も名前聞いたら
「チーズ蒸しぱんになりたい」
名前聞いてんのになりたいってなんなんだよ。
「とりあえず俺は寝る、お前は近寄るなよ」
「えぇ! 寝ちゃうんですか!? 歓迎
パーティー開きましょうよ! 」
対霊用の塩を桃に投げつけた。
元野球部の俺の放った塩は春の体全体に
当たった。
頼む、これで消えてくれ。
「目がぁぁ!目がぁ!」
効果、目だけかよ。
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