第1章

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「…あんた高校生になって一年目で何人に告白したの」 「うーん…四人?」 学校。友達のあずあず(岡元あずさ)に振られた事を話す。 あずあずは高校になってからの友達。さばさばしててなんだかんだ私を心配してくれてる。 「もう少しで二年生になるんだからもうすぐに告白すんのやめなー」 「そうかー…もう二年生になるんだ!」 もう二年生か。高校入ったら彼氏自動的にできるってい言ったやつ誰よ! 「クラス替えもあるね、ゆずとまた一緒だったらいいね」 「えー何々ーあずあずがそんなこと言うなんてー!」 「あんた見てると退屈しない」 「まぁ、二年生になったらまた新たな出会いがあるから!」 拳を空に掲げる。 するともう1つ拳が重なる。 「俺も…次なる出会いへ!!」 大河がキラキラした眼差しを私に向ける。 「大河…次こそは…!!」 次こそ…二人、成功するんだ!! 、
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