第1章 戸惑うミツバチ

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忘れもしない。 1ヶ月前にたった1度――。 「ミツバチ――この腰のくびれ、本当に」 彼にとっては ほんの遊びのつもりだったんだろう。 だけど僕にとっては 何もかもが初めてだった。 「ウ……ンッ……」 ミツバチと揶揄する腰元から 「こないだはいいところで邪魔が入ったからな」 男にしては丸みを帯びた 僕の臀部まで指先を滑らせ。 「どうだ?今日もお兄さんと一緒に遊ぶか?」 わざと下卑た言い方をして誘い込む。
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