第1章 戸惑うミツバチ

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「やだ……」 「ん?」 遊びでなんか――。 「やだっ……!」 「おっと」 遊びでなんか して欲しくない。 「ごめん……こないだと同じ気持ちかと」 「違うんですっ……」 僕が求めているのは 遊びなんかじゃないんだ。 「ごめんごめん。僕の早とちりだ」 「そうじゃ、なくて……」 情けない。 「いいんだよ」 脱がされかけた服を 子供みたいに着せてもらうなんて――。
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